袖ケ浦バイオマス発電所 燃料中継基地火災の発生原因と対策について(最終報) | 袖ケ浦バイオマス発電所 燃料貯蔵サイロにおける火災に関するお知らせ | Daigas G&P Solution

袖ケ浦バイオマス発電所 燃料貯蔵サイロにおける火災に関するお知らせ

2024.06.21 お知らせ

袖ケ浦バイオマス発電所 燃料中継基地火災の発生原因と対策について(最終報)

2024年6月21日

Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社

 

当社の関係会社である袖ケ浦バイオマス発電株式会社が建設・試運転中の袖ケ浦バイオマス発電所の燃料貯蔵サイロ(千葉県袖ケ浦市)において2023年1月に発生した火災について、長期にわたり、近隣の住民の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。

 

火災については、同年5月1日に袖ケ浦市消防本部より鎮火宣言がなされ、その後、安全を最優先しつつ、火災原因となったサイロ内の燃料搬出を行ってまいりました。この度、全サイロからの燃料搬出を完了し、関係機関による現場確認を行い、発生経緯および原因、再発防止対策について第三者機関の見解等を踏まえ、以下の通りとりまとめました。

 

1.火災発生経緯および原因
サイロ内に貯蔵された燃料が自己発熱したことが原因である、との第三者機関の見解を得ております。これに加え、当社では、発熱等を監視する装置を備えていたものの、発熱速度に関する知見不足もあり事後的対応では火災抑止が困難となったことも一因と分析しています。

 

2.再発防止対策(詳細は別紙参照)
予防的な放熱措置の実施を軸とした燃料管理ルールの変更を根本的な再発防止対策といたします。また万一の発熱が生じた場合に備えた監視強化、抑制の機能増強などの設備対策を実施いたします。

 

今後、再発防止を徹底し、発電所の安全・安定操業に全力を尽くし、再生可能エネルギー由来の電力の安定供給に努めてまいります。

 

 

<本件に関するお問い合わせ先>

袖ケ浦バイオマス発電株式会社  お客さま問合せ専用ダイヤル

TEL 0120-333-143