袖ケ浦バイオマス発電所における火災発生について(第二報) | 袖ケ浦バイオマス発電所 燃料貯蔵サイロにおける火災に関するお知らせ | Daigas G&P Solution

袖ケ浦バイオマス発電所 燃料貯蔵サイロにおける火災に関するお知らせ

2023.01.05 お知らせ

袖ケ浦バイオマス発電所における火災発生について(第二報)

2023年1月5日

Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社

 

当社は関係会社の袖ケ浦バイオマス発電株式会社が建設・試運転中の袖ケ浦バイオマス発電所の燃料貯蔵サイロ(千葉県袖ケ浦市)において、貯蔵していた試運転燃料(木質ペレット)から白煙が上がり、木材が焦げたような異臭が発生したため、112231分より、消防と連携し消火活動を継続しております。

この度の火災は、サイロ内に貯蔵された木質ペレットが自然発熱した可能性があると考えており、サイロ内へ窒素注入及び散水を行うなどの対応をおこなってきました。1510時現在も、白煙の発生が続いているため、消防により鎮火が確認されるまで消火活動等を継続しております。

 

この火災によるけが人はおりません。

また火災発生の詳細原因は現在調査中ですが、早急に原因を究明し、再発防止に努めてまいります。

 

近隣の住民の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます。

 

 

<本件に関するお問い合わせ先>

袖ケ浦バイオマス発電株式会社

代表TEL 0662054557

 

<よくあるご質問>

Q:なぜ発熱したのか。

A:発生原因については現在調査中ですが、想定される原因として、サイロ内に保管していたバイオマス燃料(木質ペレット)が、自然発酵、蓄熱したことが一つの原因ではないかと考えています。

 

Q:どのような消火活動をおこなっているのか。いつごろ鎮火をするのか。

A:サイロ内に貯蔵された木質ペレットの発熱を抑制する対応を行っています。具体的には窒素ガスを送り込むとともに、サイロ内に設置されている散水栓から必要に応じて散水することで消火活動を行っています。現時点で鎮火の見通しは立っていませんが、鎮火に向けて作業を進めております。

 

Q:異臭が発生しているが、人体への影響はないのか。

A:近隣の住民の皆さまには、多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを心からお詫び申し上げます。貯蔵した燃料である木質ペレットが自然発酵、蓄熱したことで白煙、異臭が出ています。木質ペレットは木材をおがくずにして、圧力と熱を加えることで、木材の成分であるリグニンによって固まったものです。原料として有害物質は含まれていないことから、健康被害に至る有害なものが放出されていないと考えています。

 

以上