防食電位測定|ガス供給技術|エンジニアリング事業|Daigas G&P Solution

ガス供給技術

エンジニアリング事業

防食電位測定

お客さまの防食方法にあった測定方法をご提案することで、確実な防食維持管理を実現し、防食にかかる経費の削減に貢献します。

防食電位測定

概要

埋設管(鋼管)の防食電位を測定し、防食の状態を確認するためのものです。測定結果を用いて、完全防食電位であるー1000mVよりも卑(マイナス側)な電位が維持されているかの確認を行います。

特徴・効果

電位測定には、高感度電圧記録計やデータロガーを用います。どちらもレコーダーのプラス端子に埋設管のターミナル線を接続し、マイナス端子には照合電極(一般的には飽和硫酸銅電極を使用)を接続します。

高感度電圧記録計は比較的短時間の測定に使用し、データロガーは長期の測定(一週間や数ヶ月間)を行う場合に使用します。測定結果により防食効果が得られているかの判断を行い、迷走電流の有無を把握します。また、長期測定時には、晴天時と雨天時の測定結果を比較し、天候による迷走電流の差異などを確認します。

防食電位測定

一般的な土壌の鋼管の電位はー500mV~-600mVであり、この状態では金属表面で微小な電流の流出入による自然腐食が発生します。電気防食法は防食対象配管に直流電流を強制的に流入させることで、電位を-850mV(防食電位)~-1000mV(完全防食電位)にすることで自然腐食や迷走電流による電食などを防止しています。



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