大阪ガス株式会社 泉北製造所の照明LED化をスタート
LNGプラント技術
泉北製造所では、設備の経年劣化対策の一環として、工場屋外照明の更新を検討されていました。
弊社は、省エネ性、環境性を考慮したLED化を早い時期からご提案し、この度ご採用頂きました。
対象となる照明(蛍光灯型除く)は、合計800台以上(第1工場約260台、第2工場約540台)あり、2013年度は300台のLED化工事を行いました。
ポイント
ご採用いただくにあたり、以下3点について詳細な検討を行いました。
1.定量的な省エネ効果
2.経年劣化した既存水銀灯、安定器の安全性向上効果
3.照度分布、配光性の見直しによる、より明るく安全な製造所環境の実現
そして、まだ普及の少ない防爆型LED灯において、品質とコストを両立できるメーカーを選定いたしました。
効果
省エネ効果については、水銀灯(400W)をLED化することで、1台あたり60%以上の電力を削減することができ、2013年度施工分の300台だけで年間約41万kWhの削減となります。 また、今回の工事にあわせて既設照明機器の劣化診断も行い、今後、防爆機器の経年劣化に関する知見をフィードバックする予定です。
弊社担当者より
一般的には環境条件が悪い中で15年以上使用した機器については、電気性能及び防爆性能の低下に起因する事故災害の発生も考えられるため、今回のようなLED化工事は、安全性確保においても有効です。
弊社は今後も、お客さまのプラントへ、省エネ性、環境性、安全性等を高める提案を積極的に行ってまいります。