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エンジニアリング事業部

途方もないゴールを目指し、
手探りで長期戦に挑む

エンジニアリング職
PJ推進部 海外プロジェクトチーム

SHUNSUKE MATSUSHITA

松下 俊介

TOPIC 01

10年かけて、なにもない場所に
基地を創り上げる

私は海外のお客さまを対象に、LNG(液化天然ガス)基地建設のコンサルティング業務にあたっています。
LNG基地建設プロジェクトの始まりは、その国で構想のあるLNGビジネスを立ち上げて利益が出るのか、また実現可能かどうかを検討することから始まります。 次は基本設計。必要なLNGの輸入量やガスの供給量から、これらの要求を実現するためにどれほどの規模の設備が必要なのか、安全性確保や安定したガス供給の為にどの様な機能が必要なのかを考えて設計する工程です。

続いて、複数の建設会社から建設工事の発注先が決められ、詳細設計を実施。その詳細設計で当初の計画通り機能を満足させることができるかどうか入念にチェックしながら建設が進められます。建設が完了したらLNGを受け入れ、試運転を行い、性能に問題がないことを確認できればようやくプロジェクトは完了です
現在私が携わっているプロジェクトは2018年に始まり、完了予定は2027年末。プロジェクトが始まって終わるまでの期間は建設する基地の規模にもよりさまざまですが、いまのコンサルティング業務は試運転での性能確認完了まで続くので、長期戦になるのは確実です。

TOPIC 02

“いつも同じ”はつまらない。
違うからこそ、おもしろい

LNG基地建設のコンサルティングと一口に言っても、プロジェクトごとに建設する場所も違えば基地の形も違い、性能も、お客さまの考え方も異なります。 私は決まったことをし続けることよりも、見えない答えを探りながら進んでいくことのほうが好きなので、この仕事を心から楽しめるのかもしれません。

コンサルティングでは直接建設することはありませんが莫大な資金が動くプロジェクトに携われることにも面白みを感じます。プロジェクトを終えたときにどれほどの達成感を得られるのか、いまから楽しみです。
海外のお客さまが相手なので困難に直面することも少なくありません。特に言葉の壁、文化の違いは強く感じます。 基地の建設における常識も日本とは違い、これまで当社が国内の基地建設で培ってきた“当たり前”が通じないこともしばしば。
私が所属するチームのメンバーはほぼ全員が中途入社で、外国人の社員もいます。身近なところに多種多様な考え方や信念、価値観があり、それらに日常的に触れることができます。
そしてそのような状況を活かし、お客さまの考えを理解した上でいかにしてこちらの意図を正しく伝えるか、日々模索しています。

TOPIC 03

個人にあった
フレキシブルな働き方

型にはまらないのも当社のいいところではないでしょうか。ピーク時よりコロナの流行が落ち着いてきたのに伴い、従来どおり原則出社のスタイルに戻そうとしている会社も多いと聞きます。そのような中、当社では多様な働き方に対応できるよう、職種によって、自宅やサテライトオフィスでの就業が可能です。

私はずっと在宅で働くのは性に合わず、いまは月の半分は出社、半分はテレワークの割合で働いています。どう働くかは個人の裁量に委ねられるので、誰もが気負いすることなく自由に働ける環境が整っているのではないでしょうか。

TOPIC 04

多くはこなせないから、
ひとつひとつと真剣に向き合う

LNG基地建設のプロジェクトは完了まで長い期間がかかります。私が1から携わっているプロジェクトはいま手掛けているものが初めてで、完了までは約10年。

定年までこの仕事にあたるとしても、最初から最後まで見届けられるプロジェクト数はおそらく片手で数えられる程度にしかならないのです。こなせる数が少ないからこそ、私はいま目の前のプロジェクトに全力で向き合わなければなりません。

いくつかのプロジェクトを完遂した暁にはプロジェクトマネージャーにステップアップするのも選択肢のひとつだと考えています。知識を増やし、経験を積み、周囲に頼られるリーダーを目指していきたいですね。

PRIVATE

予期せぬステイホームの中で
見つけた自分の新たな一面

もともとは家族でキャンプをしたりゴルフに行ったりするのが趣味でした。コロナ禍でレジャーも制限され、これまで通りの生活ができない中で、サックスに出会いました。 いまはきれいな音を出し続けることすら苦戦している状況ですが、いずれは披露できるレベルに到達したいですね。

また私が子どもの頃に見た古い映画を子どもたちと一緒に見るのも家族と過ごす最近の楽しみのうちの一つです。よく見るのは冒険ものや探検もの。
もともとはアウトドア派だった私ですが、コロナ禍で違った楽しみ方を見つけることができたので、これはこれでよかったのかもしれません。でもやっぱりマスクを外した元の生活に戻りたい!

OTHER PEOPLE